2016年5月26日木曜日

「Google I/O Extended 2016 ライブストリーミング in Kobe」を開催しました

こんにちは
中谷です。

5/18夜から5/19朝までGoogleIO2016のキーノートを一緒に見ようということで、
「Google I/O Extended 2016 ライブストリーミング in Kobe」を開催しました。
当日はスタッフ含めて、8人の方にお越しいただきました。

キーノートは日本時間で19日の2時からということもあり、まずは食べ物と飲み物で、腹ごしらえ!

皆さんご飯を食べてきた後だったのでちょっと多かったですね(^^;)


まずは、順に自己紹介をしていきました。
LTの準備や、自己紹介用のスライドを準備してきていただいた方もいて
皆さんそれぞれ違いのある自己紹介でとても興味深く聞き入っていました。
GDG神戸中倉さんのLTです
CloudVisionAPIとLINE Bot APIを使った神戸市のゴミ分別Botを作ったよという話

その後の時間は皆さん各々に今年のキーノートで何が発表されるだろう?
去年はこうだったから今年はこうじゃないかな?なんてお互いに話をし交流を深めていきました。

他にもみんなでボードゲームをしたり、GDG京都さんとハングアウトでつながったり、はたまたGDG神戸.野田さんにハングアウトで現地の様子を教えてもらったりとしながら、キーノートを待っていました。

野田さんから現地の様子をハングアウトで伝えてもらいました
GDG京都さんとハングアウトでつなぎました

そしていよいよ待ちに待ったキーノートがスタートしました。

新しいAndroidの話やFirebase、google Homeなど、みなさんそれぞれ興味がある分野について各々思ったことを語りながらキーノートを楽しく見ました。
CardboardでVRや、スマートフォンを移動させながら会場を見渡したりしていました
キーノートが終わると、興奮冷めやらぬ中、感想を語り合いながら片付けをし、
電車が走る頃に解散をしました。

キーノートはYoutubeで配信されているので自宅でもどこでも見られるようになりましたが、このように新しい情報をお互いの視点で情報を語り合う時間はとても楽しく、有意義に過ごせたと感じていただけたんじゃないかと思います。


会場ですが、「プログラミングスクール8×9」をGDG神戸の寺園さんにご提供いただきました。
WIFIの提供もしていただき回線面での問題もなく大変ありがたかったです。
普段は子供向けのプログラミングスクールをされていますので興味のある方はお問い合わせください。

2016年5月24日火曜日

「Cloud Vision Api & Tensorflow勉強会」を開催しました!

こんにちは。
中倉です。

4/30にCloud Vision API & TensorFlow勉強会を開催しました。
去年TensorFlow勉強会を開いた際も盛況でしたが、今回も80人の座席がほぼ埋まる盛況ぶりでした。


さて、最初はGoogleの佐藤さんによるセッションが行われました。
スライドはこちらからご覧になれます。

Googleの佐藤さんによるセッション
「スケーラブルな機械学習:Vision/Speech API、TensorFlow、そしてCloud ML」

Cloud Vision APIのデモやSpeech APIの紹介、TensorFlowの紹介をして頂きました。
ニューラルネットワークのイメージをデモを用いながら説明してくださり、大変わかりやすかったです。

また、今後Googleから提供される予定のCloud Machine Learningについてもお話くださいました。
TensorFlowを用いた機械学習では、GPUを用いた学習が速く行えますが、そのためのマシンを用意するのが大変です。Cloud Machine LearningはGoogleの機械学習の環境をそのまま利用することができ、現在LIMITED PREVIEWとして一部に提供されています。今後一般公開されるとのことなので、今後に期待です。



次に、GDG神戸の中谷さんによるCloud Vision APIをAndroidから触れてみるという内容でハンズオンが行われました。
スライドはこちらからご覧になれます。

GDG神戸の中谷さんによるハンズオン
「Androidで触れてみよう Cloud Vision API」

Cloud Vision APIでは、
・物体検知
・有害コンテンツ検知
・ロゴ検知
・ランドマーク検知
・OCR
・顔検知
を行ってくれます。
ハンズオンでは、この内、物体検知、顔検知を行いました。
ローカルに保存されている画像や写真を撮ってCloud Vision APIに投げるだけで、JSON形式で結果が返ってきます。
とても簡単に利用でき、有害コンテンツ検知等、使い道も多いのではないでしょうか。



ハンズオンの後は、GDG京都の上野山さんが、「TensorFlowを使った機械学習ことはじめ」ということで発表されました。
スライドはこちらからご覧になれます。

GDG京都の上野山さんによるセッション
「TensorFlow を使った 機械学習ことはじめ」

八百屋さんのきまぐれオヤジを例に出し、機械学習についてわかりやすく解説してくださいました。
機械学習では、まず実績データからパラメータを推定し、そのパラメータを使ってモデルとなる予測式を立て、さらにその予測式の誤差が最小となるようにパラメータを最適化していくことで学習を行っています。
詳しくはスライド資料を御覧ください。



最後は、有限会社シーリスの有山さんに「TensorFlowで趣味の画像収集サーバーを作る」ということで"眼鏡っ娘"画像収集サーバの進捗について発表して頂きました。
スライドはこちらからご覧になれます。

有限会社シーリスの有山さんにようセッション
「TensorFlowで趣味の画像収集サーバーを作る」

現在手元にある画像データ約1000枚に対してランダムでノイズを与え、さらにラベルをつけて学習データとして利用しようとした際に、TensorFlowのコードでハマった点について述べられていました。


セッションのあとは全員で記念撮影を行い、本当に楽しい勉強会となりました。

最後は全員で集合写真を撮りました

機械学習はやはりまだハードルが高く感じてしまいます。
しかし、Cloud Vision APIの登場により機械学習が全くわからない人でもその恩恵を受けれるようになってきました。
また、TensorFlowやCloud Machine Learningによって、技術的ハードルや設備に対する初期投資といった問題も解消されるでしょう。
今後これらの技術が発展しどのように利用されるのかとても楽しみです。



2016年5月10日火曜日

「VRに興味ある人のためのUnity入門講座」を開催しました。

こんにちは。
中倉です。

4/24にUnityクリエイターズ(うにくり)さんと共催でUnityの入門講座を開催しました。
GDG神戸ではUnityを使ってCardboardやOculusRiftといったVRアプリを作ることを目指した勉強会を開いています。
今回はその中でも非プログラマ向けということで、Unityの操作がメインの勉強会を行いました。


前回に引き続き、今回も多くの方に参加して頂きました。

今回は、うにくりの松田さんがメインの講師となって説明してくださいました。
資料はこちらからご覧になれます。

内容としては前回行ったものと似ているのですが、今回はプログラマ以外の人にもUnityに親しんでもらうため、Unityの操作がメインとなった勉強会でした。

緑の障害物をよけながら青のゴールまでボールを運ぶゲームを作りました

オブジェクトを追加してそのオブジェクトにマテリアルやスクリプト、テクスチャを設定していくだけで簡単にゲームが作れるというUnityの手軽さを実感して貰えたと思います。

GDG神戸では、5月、6月もUnityを使った勉強会を開催します。
5月はGoogleのCardboardを使ったVRアプリを作る勉強会です。
Unityの操作がある程度わかった人という前提になってしまうので、前回や今回参加して頂いた方を対象としているのですが、資料も公開されていますのでVRに興味のある方は是非これを参考に申し込んで見てください。







2016年5月4日水曜日

「Angular2勉強会」を開催しました。

こんにちは。
中倉です。

4/16にGDG神戸とng-kyotoさんの共催で「Angular2勉強会」を開催しました。
Angular2とはGoogleが主となって開発しているAngular.jsの次期バージョンです。
詳しいことは後述する@shin_v1さんのスライドがわかりやすいと思います。

今回も多くの方に参加して頂きました。

ほぼ満席となった会場

25人の枠に対して倍以上の方が申し込んでくださいました。
最近本当にすぐ埋まりますね。。。
ありがたい限りです。

最初は@shin_v1さんが簡単にAngularについて紹介してくださいました。

初めてのAngular2

発表スライドはこちらからご覧になれます。
非常に簡潔にまとめられており、Angular.jsとAngular2の違いや参考となるページの紹介など、これからAngularを使ってみようという人にとって、とても有益な発表でした。


次はらこらこさんこと@laco0416さんがAngular2とES2015について発表してくださいました。

Angular2 and ECMAScript

発表スライドはこちらからご覧になれます。
TypeScriptではなく、ES2015でAngular2を書く方法について話してくださりました。
個人的には、ES2016はES2015からの変更点が少なく、今年はJavaScriptに入門するにはもってこいの年だと仰っていたことが印象に残りました。
らこらこさんは、この日のために東京から自費で来てくださいました。本当にありがとうございます。


最後は本勉強会の主催者である@_likrによるAngular2のハンズオンでした。


Angular2ハンズオン

資料はこちらからご覧になれます。
ライブコーディングしながらAngular2で簡単なWebアプリケーションをつくりました。

皆さんもくもくと作業をされていました
実は僕自身、Angularを触ったことがなかったのですが、それでもわかりやすい解説と資料でスムーズに進められました。あと個人的にvim使いこなせるとかっこいいなぁと…

Angular2はまだ正式版が公開されておらず、これから変更が入るかもしれません。しかしフロントエンド開発において今後使われる技術であることに変わりはないと思います。
今回の勉強会でAngularに少しでも興味を持ってもらえると幸いです。