2017年7月27日木曜日

「AndroidThingsハンズオン」を開催しました

こんにちは。中倉です。

8/11に行われる「AndroidThingsハッカソン」に向けた準備として、GDG京都さんと共催で「AndroidThingsハンズオン」を開催しました。

最初の登壇者はGDG神戸の小菅さんです。
Raspberry Piにセンサーを繋げるときのポイントについて話してくださいました。

ラズパイとセンターを繋げる際のポイントについて話す小菅さん

Android ThingsのSDKにはUARTやI2Cといったプロトコルが用意されているため、センサーを繋ぐ際はそれらのプロトコルが採用されているものを選ぶと簡単に利用できるそうです。逆にそれらを利用しないと、自前で解析してやる必要があるため、非常に手間がかかると話されていました。
他にも電圧やデジタル/アナログに注意するなど、Raspberry Piに繋ぐセンサーの選び方を教えてくださいました。


続いての登壇者はGDG京都の久保田さんです。
久保田さんにはAndroid ThingsでUSBドングルを使うハンズオンを実施していただきました。

ハンズオンを行う久保田さん

ハンズオン内容としては温度や湿度などを観測できるEnOcean対応のセンサから観測データを飛ばし、同じくEnOcean対応のUSBドングルでそれを受取り表示するといったものです。

EnOceanのUSBドングルはFTDI製のチップを利用しており、FTDIからAndroid用のドライバが提供されています。そのためAndroidからも利用できるようになっていました。


最後はGDG神戸の中谷さんです。
中谷さんは、IoTではデータをクラウド上に集めて利用するというケースが考えられるため、それをより簡単にするためにFirebaseを使用してはどうかという話をされていました。

Firebaseについて話す中谷さん

Firebase Assistantを使うと、GCPのコンソールを使わずにFirebase Projectが作ることができ、さらにデータを保存するにはたった3行記述するだけという手軽さで、「30分でライブコーディングする」という宣言通りにあっという間にサンプルアプリを完成させていました。


Android Thingsは手軽にセンサー類を接続でき、クラウドへのデータ保存もとても簡単に行えることが今回のハンズオンで感じて頂けたと思います。
これからIoTを始める人の入門としてAndroid Thingsを試してみては如何かでしょうか。

最後になりますが、今回Android Thingsハンズオンを開催するにあたり、日本写真印刷株式会社様に会場をお貸し頂きました。
とてもきれいな会場と様々な機器をお貸し頂き、ありがとうございました。




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